元地方国立大理系女子大学生の就活と研究の垂れ流し

理系院生にしては就活をやった方だと思うので、どんな場所を受けたのかまとめてこうと思います。また、修士というものについても研究大好きではない自分と研究生活をどう折り合いをつけたのか(つけられてないけど)書いていこうかなーと

NTTコミュニケーションズ

なぜNTTコミュニケーションズを選んだかの本音

NTTコミュニケーションズはIT業界のエージェント業をやっている人に、エージェントとしてではなく、1個人としておすすめのIT企業の一つとして教えて貰った。

おすすめというのがどういう観点でおすすめなのかというと、技術力のある社員を育てようというカルチャーはありつつも、新卒採用の時点でそこまで技術力の有無をそこまで要求しないという点。

というのも、私は手を動かすSEとして働きたいという気持ちがありつつも、マネーフォワードの専攻におけるプログラミング試験で落ちてしまうというレベルなので、現状技術力が十分無いにも関わらず、技術系の職に就きたいというパラドクスを抱えていた。そういった背景を話すと、web系の企業ほど技術力を新卒に求めず、更に私の持っている地方国立大理系院生という学歴を割と生かせて、かつ入社後に技術を伸ばす経験が出来る企業として以下の企業を挙げてもらった。

就活を通じて、また、周りで激務で働いている人たちややめてしまった人たちの話を聞くにつれて、残業が35時間を超えるような働き方をする会社は無理だと思うようになった。残業35時間は激務ではないという人はいるかもしれないけれど私は無理。ということでこの企業の中で探していくと、確かNTTドコモとコミュニケーションズの平均残業時間が30時間を下回っていた。という流れでNTTコミュニケーションズを知った。

NTTコミュニケーションズ 第一次選考の振り返り

Human resource部の方2名 年目は15年目位の方々かな。

OB の方もそうだけど、とにかく気さくな人が多く、自然な感じで面接が進んでいきました。

この会社の「日本企業の技術系のおじさんの真面目にちょっと楽しい感じの雰囲気」が、私は好きです。

 

・名前と所属

・ES読ませてもらったけど、研究ではどんなことしたの

・研究で学んだこと

・どんなキャリアを進んでいきたいか 

・逆質問でお二人の経歴を聞き、社内について少しお聞きした

NTTコミュニケーションズの選考で予想される質問

予想される質問や、アピールするべき内容は以下かなと思う。抽象的だなと思われる部分は突っ込まれるので、深堀されたいところはあえて抽象化する。もしくは抽象化してその部分の質問をされるとアピールに繋がらないような場合は、あえて具体的に言ってしまうと無駄に時間を割かれなくて済む。

  • 自己紹介
  • 志望理由
  • どのようなキャリアを積みたいのか
  • 学生時代何を頑張ったか
  • どのような研究を行ったか
  • 研究で身に着けたスキル(ソフト面もテクニカル面も)
  • 今後の研究の予定
  • 自身の強み 強みをどのように身に着けたか
  • グローバル経験

NTTコミュニケーションズの選考で気を付けるべきこと

この会社の面接は30分位として枠が組まれているが、面接官側としては20分位で学生のことを聞きたいという気持ちでいるらしい。

また、特にコロナでリモート面接が主流になってからは次の時間帯がタイトに決まっているため、30分の枠できっちり面接を終わらせなければならないという思いがあるよう。そのため、限られた時間(約25分弱)で自分のことを理解して貰わなければならないため、かなり質問を用意し、質問に端的に答えていく必要がある。

また、評価される点としては、きちんとこの企業について理解しているか、また、技術系の学生であれば、企業について理解したうえで自分が専門とした領域で得たことをどのように生かせるのかといった点、また、グローバルな経験に関しても評価される。

NTTコミュニケーションズはグローバル?

NTTコミュニケーションズは最近、NTT Ltd.へ国際業務部門が分けられたが、基本的にはNTTコミュニケーションズ内部の人と同じで、一応組織として分かれているといった感じ。なので、グローバルなことをやりたい、グローバルな経験があるというのは、分社化したとはいえNTTコミュニケーションズにおいてアピールできる点である(2021年現在)。

NTTコミュニケーションズの選考は不透明?

結構学生によって面接の回数や、返事の速さなどは違うようです。企業側も、限られた期間の中で、限られた採用枠に多すぎも少なすぎもしない人数を採用しなければならない。しかも学生側には蹴られるかもしれないし、蹴られないかもしれない。おそらく、他の企業と比べてもそういった最終的な入社人数というのに遊びが無い会社なのかもなので、この学生は判断が微妙だな…という学生に関してはとりあえずキープという対応になってしまうのだと思います。

また、面接の時間が短いという点にも関係しますが、この限られた時間の中で自分をアピールしきれないと、結局この子は良く分からなかったな…という扱いになってします。結構外資系やコンサルの面談で1時間という長い面接では、深堀に深堀を重ねられるという面接が多い一方、この会社の短い面接時間で、質問の回答で端的にアピールしつつ、聞かれていないけども自分ではアピールしたい部分を入れ込むというのが、重要になってくると思います。

NTTコミュニケーションズの人たちのコミュ力

ネットでNTTコミュニケーションズに関する情報をあさっていると、昔の合コン記事で、「NTTコミュニケーションズの社員はコミュ力が高い」というどんなダジャレなんだよという内容があるけれど、実際お話しすると、お喋りをすることが苦じゃない人が多い。

また、これは凄く感覚的な話になるけれど、抽象的な話になってしまうときにも、あ、この人は具体的にはこういったことを頭に浮かべてるのかなというのが分かる人が多かった。これは、もう感覚的な問題なのだけれど、バックグラウンドが少なからずみんな異なる中で、同じ日本語を話していてもどうしても話が通じづらかったり、分かりにくい人っていうのがいると思う。ただ、そのバックグラウンドが似ているっていう要因だったり、バックグラウンドが違う人にも上手く物事を伝えようという気概があるか無いかで、コミュニケーションの取りやすさが段違い違うと思っていて、この会社には通じやすい人が多いなと思った。たまたまそういった波長の合う社員さんに多くエンカウントできたのかもしれないけれど、割と会社の中でも部署が分かれていながら、縦割りを横ぐしに進めるプロジェクトの時には背景の違う人と共同するというのが多いのかなと思った。